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世田谷区子ども・子育て会議

2月頃、ちょうど保育園探しの荒波のなか現実を突きつけられて呆然としていたときに、同じ学年の子どもを持つ友人が「こんなのあるよ」と紹介してくれた『世田谷区子ども・子育て会議』の区民委員募集のHP。保育園探しをしながら、言いたいことはあるけれどどこに行ったら聞いてもらえるのかもわからず、自分の意見と同じ意見をきっと多くの母親が持っているだろうと感じながら何もできず、なんとなくもやもやした気持ちをぶつけるように応募用の作文を書いた。そして、郵送でもいいのにわざわざ持参した。世田谷区役所の担当部署に。

選出の知らせが来たのは4月半ば。任期は5月から2年後の3月まで。23ヶ月間、8回の会議が予定されている。そもそも区長の諮問機関的な役割のようだけれど、過去の議事録(昨年の秋までは『子ども子育て部会』だった)では話題や決定事項がいろいろで、今後『会議』という位置付けになってからどのようなことが行われていくのか、わたしのなかではまだ曖昧だ。
曖昧なままだけれども、今日、選出に対する承諾書をポストに投函する。
少しでも、働きながら、あるいは学びながら母親になる女性としての意見を区政に届けられたらいいなと思う。

子どもを持って、これまで36年生きてきて初めて、地域とのつながりの重要性を認識した。自分自身が地域コミュニティーのなかで大切に育てられてきたことも痛切に実感した。そのコミュニティーは専業主婦であった自分の母親が参加していたコミュニティーであり、母親がその一部を担っていたからこそ自分もそこで育つことができた。近所付き合いしかり、幼稚園のなかで生まれた家族ぐるみのお付き合いしかり。
働く女性が出産とともにぶつかる大きな壁の一つは、「地域」というものとのつながりを持ってこなかった(こなくて済んでいた)という事実なのではないだろうか。
産後、疲れた身体を休ませてくれる地域サービス。子育ての中、つらさを分かち合ってくれる母親のつながりをつくってくれる地域サービス。復職にあたって、子どもを安心して預けられる保育園探しに協力してくれる地域サービス。保育園そのものも地域サービス。サービスってなんじゃいと思いながら書くこんな諸々の地域の役割の多さに初めて気づかされて焦るのだ。

これまで男性と同じ位置で、同じ経歴で、同じように動いてきた自分が、女にしかできない出産というイベントを越えてみたら、いきなり女であることを突きつけられた。迷いや不安はあれど、そのことをネガティブに考えようとはいまは思っていない(やっとネガティブフェーズを乗り越えた)。女にしかできないなら、女として楽しくやっていこうと思う。「働く女性」が特別だった一昔前とは違う、「男と同じように働けて当然」という精神性で育ってきた世代の女として、楽しみながらできることをやっていきたい。自分たちに合う地域サービスとは何かを考えたい。

『子ども・子育て会議』では、きっとそんな「いまどきの女性」としての役割を求められているんじゃないかと思う。わたしがそれを代表することができるのかは別の問題として。
by ai_indigo | 2015-04-27 10:43 | 女性として(出産後、子育て)

むすこで一句

万歳の手を 思わず握って 起こしちゃう
寝顔泣き顔 春の夜中に
by ai_indigo | 2015-04-11 23:33 | 女性として(出産後、子育て)