昨年末に出産し、三週間が経過しました。 出産には23時間かかり、想像よりも大変でしたがなんとか乗り越えました。その後約一週間の入院を経て実家へ移動し、新生児との毎日を送っています。 いまの率直な気持ち。 早く大きくなってほしい。 でも、このかわいい新生児期がもっと続いてほしい。 なんともアンビバレントな。。 妊娠中、体調および体型的につらかったとはいえ、産前休暇をいただいて好きなだけ眠ることができたあの日々が懐かしいです。子どもが外に出てきてしまえば、一番身近な保護者として、まずは授乳の責任があるわけで。この世で成長する方法が親主導の哺乳しかない、というのは哺乳類だから仕方ないのはわかっているけれども、連続的な睡眠がとれないのは疲れます。 出産後、わたしのいた病院では24時間母子同室を推奨していたこともあって、ほぼ一時も離れず子どもと過ごしています。まだまだ軽くて小さく、まわりの大人の意思次第で生きることも死ぬことも決定されてしまう弱々しさと、不快な空腹や体調を泣き叫んで伝える力強さを兼ね備えていて、なんとも魅力的な存在です。こうやってわたしの中ではオキシトシンが分泌されるのだな、という感覚さえ覚えます。 この、疲れた眠いという現実とオキシトシン分泌の快感のせめぎ合いが、そのまま、早く大きくなってくれという気持ちと大きくならないでくれという気持ちのせめぎ合いになっているんだなと思います。複雑です。 でも実際は、時間は一定の速さでしか流れないわけで。わたしの主観としての時間に遅さは感じていても、子どもの身体の成長は時計で刻む時間とともにあり、誤魔化せません。 大きく、なってきました。
by ai_indigo
| 2015-01-13 02:15
| 女性として(出産後、子育て)
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